ザンビア大統領ムワナワサ氏(59歳)が本日死去。ムワナワサは、ムガベ政権を公に非難した数少ないアフリカ諸国首相の1人で、彼の死は、多かれ少なかれがジンバブエ状況に影響を与えるだろう。
ムワナワサ大統領
実は、南アでは、一ヶ月ほど前に、「ザンビア大統領死亡」の記事が新聞に出回り、ラジオで報道され、南ア大統領ムベキは出かけ先で、ザンビア大統領に哀悼の意を表したのだが、これがなんと間違い報道だったので大騒ぎになった。当時、ムワナワサ大統領はパリで倒れたものの命はとりとめたのだが、どこをどうしたか、南ア・メディアが大統領死亡!と公に発表したのである。すぐに間違いと分って南ア・ムベキ大統領を始め、報道企業各社がザンビアに謝罪をしたのだが、こんな大慌てのメディアなんてこまるなと思った。実は、南アの新聞には誤字・脱字がけっこう多く(ジンバブエの方が新聞の校正の質は高かったと思う)、やけにスキャンダラスなニュースが多く報道される傾向があって、今までもなんとなく南ア・新聞を鵜呑みにできないと思っていたが、ザンビア大統領の記事の件が明らかになると、「疑いながら読まねば、、、」という気持ちになったものだ。
それにしても、ムワナワサ大統領の死は残念。もともと少なかった反ムガベ政権の声が、彼無しだとかなり弱まってしまうのではないかと思う。今後は、ボツワナとその他幾つかのアフリカ諸国のみが反ムガベ政権の姿勢をとるのだろう。ジンバブエの合体政府に関する協議は、まだ合意に達していない。
