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お散歩してたら

私と夫と息子は、現在「security estate/complex」ともよばれる、電線鉄条網に囲まれたアパート群に住んでいる。南アは治安が悪いためか、このタイプのアパート群や住宅地が増加している。我々のアパート群の場合、入り口・出口は一箇所に限られ、カードと指紋を使ってゲートの開閉が行われる。敷地内では警備車が一日24時間見回りをしている。が、引越し早々、私が住む棟の2~3軒に(それも同じ日に)泥棒が入ったため、こういう警備も100%役に立たないことを知っているのだが、慣れてきたせいか治安に関して気が抜けてきた今日この頃、、、。

敷地内には、テニスコートやミニゴルフ、スポーツグランドが併設された大きな公園があって、歩き回るだけでもリフレッシュできるし、レン・ユタカを遊ばせるのに絶好である。特に、治安の悪い南アでは、公共の公園でうろうろしていると強盗に会ったりするため、要注意、つまり、うかつに公園さえいけない状態であるため、敷地内の公園はたいへんありがたい。毎日レン・ユタカを連れ出し、一緒に何時間か遊ぶ。今日も5時過ぎまで遊んで(再び、治安の悪い南アでは、夕方5時過ぎまで公共の公園で遊んでいるなど、ちょっと無理である)、さあ帰ろうとレンの乳母車を押して車道を歩いていたら(このアパート群の問題は、というか、最近の南ア全体の傾向で、車中心主義社会のためか、歩道をつくってくれないのである)、すれ違った車の運転手に「ちょっと、ちょっと!」と呼び止められた。「あー、車道あるいてるから怒られるのかな、でも、歩道無いのにな」と思って振り返ると、あ、なんと警察官だ。なぜ、住宅地の敷地に警察官?と思いつつ、やっぱり怒られるかなーとびくびくしながらこんにちはーと言うと、「あのね、歩道が無いのは分ってるんだけどね、車道はやっぱり事故がこわいから、気をつけてくださいね」と親切に言ってくれるので、ありがとうと言いつつ、なんで警察官?と言う気持ちがぬぐえないので、「あの、ここで勤務されてらっしゃるんですか?」と尋ねると、「そうですよ、ここは治安が悪いので。殺人や、強盗が起きてるんですよ。」という返事。え?殺人?思わず聞き返すと、「強盗殺人ですよ。胸を3発撃たれて。」

、、、ちょっと、ここはセキュリティ住宅地ではないの?という思いが一瞬よぎったが、「でも、This is South Africa、、、セキュリティなんてどこにも無いんだよね」と納得してしまった。南アは本当に、こんな感じなのである。はーっいやだーーー!!!というのが本音だが、こんな大きな問題を抱えた南アと南ア住民について、深く考え込む日々でもある。

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