トピックス

Twitter

ビデオ

大統領選、再び、、、?

ZANU-PFとMDCによる協議にまだ決着はつかない。重要な省庁の配分についてZANU-PFがゆずらないのがもっとも大きな理由とされている。先日発表されたZANU-PFによる省庁配分の提案をみると、内務省や国防省ほか、土地や鉱山を統括する、国内経済に大きな影響を与える省庁もZANU-PFに配分されている。これではいかん!というわけで、MDCは実りの無い協議を放棄しつつあり、さらに、大統領選の再選挙も提案しているとのことだ。

1年以内に3回も大統領選が起きる可能性があるとは、、、信じられないでしょ?さらに、MDC党首のツァンギライは、パスポートをなんと数ヶ月も発行されていないのである。パスポートが発行されない状況は、どのジンバブエ国民にとっても同じで、数年待っても取得できない申請者はものすごくいる。実は私の夫もパスポートに関しては苦労しているのだが、パスポート用の紙が無いとかジンバブエ政府にお金が無いとか言う理由で、パスポートの更新・発行はたいへん難しい。ジンバブエ政府とよほどコネがあるか、よほど賄賂を払わないと取得できない。しかし、現在首相であるツァンギライですらパスポートを取得できないというのは、ツァンギライには政治的な理由もあるとしても、ジンバブエ状況がたいへん難しいことを感じていただけるだろうか。

先日、夫は道路でジンバブエ人のアイスクリームマンに会った。アイスクリームマンは、大手のアイスクリーム会社に雇われて、自転車で大きなアイスクリームの箱を引きながら売り歩く、低賃金労働者である。このジンバブエ人アイスクリームマンは、実は農学者だという。農学の経歴を生かした職が南アで得られなかったから、アイスクリームを売っているのである。南アフリカでは、才能のある多くのジンバブエ人たちがメイドになったり道端で雑貨を売ったりして生活している。彼らは早くジンバブエにもどりたいのだが、食べ物や薬、その他生活必需品が極度に不足したジンバブエには、もどれない。ジンバブエに残してきた家族のために、アイスクリーム売りをしてでも、わずかな額でも送金しなくてはいけないからである。

ジンバブエ、ブラワヨ市のスーパーマーケット。極度の商品不足を示す空っぽの棚。(写真MSNBC)

シェア

Share to Google Buzz
Share to Google Plus
Share to LiveJournal
Share to MyWorld
Share to Odnoklassniki

2 comments to 大統領選、再び、、、?

  • お久しぶりです。電気はついてるものの…何かの倉庫かと思ったらスーパーマーケットだったんですね。素朴な疑問なのですが、私のイメージだと、自分の家系がお金持ちで、そのままリッチに暮らして行けば良いやって政府関係者が、大して何も考えず、経済や政治についても特に学ばず、しかもインスタントな方法で、国を運営(というか私財を肥や)してきたのかなーと思っていたのですが。
    もしそうだとしたら、今まで余り影響が無かった政府関係者たちも、このままだと楽に生活出来なくなるのでは…?と思いました。

  • 政府関係者が地位とコネを利用して私腹を肥やすのは、アフリカの多くの国々で問題になっています。夫やその知人たちは、こういった政治家たちを「グレイビー」(Gravy: うまい汁を吸ってリッチに過ごす人たち)と呼んでいます。ジンバブエでは、彼らの多くは比較的教育レベルが高いのですが、「まあいいか」というリラックスした態度と、自己中心主義、その他様々な原因で、国のために一生懸命な政治家は少ないようです。正直だと、他の政治家にうとまれて(一緒に賄賂・汚職活動ができないし、告げ口されるから)、政府から追放されるのもしばしばです。ちなみに、夫の友だちのグレイビーは、数年南アで勉強していましたが、就職できなかったので現在タイヘンなジンバブエに帰国。グレイビー家族に十分お金と食べ物を与えられ、南アにいるよりシアワセそうですが、一般人で帰国する人はほとんど皆無。現在のジンバブエ状況に対しては不満なグレイビーもいるし、混乱した国内状況の中、私腹を増やしたグレイビーもいます。

Leave a Reply

  

  

  

You can use these HTML tags

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>