読者の方から、家族から、「大丈夫なのー?!」と今回の出血熱騒動につき、心配のお便りをもらいました。ありがとう、、、私も心配だが、出血熱はどこでもポンポン発生するものではなく、もしかかるとすればかなり低い確率である、だろうと思われるため、私は他のアフリカ人と同様、なんとなくノンキに出血熱をやり過ごしてしまっているが、治療法か予防法はやはりぜひとも確立されてほしいものである。

昨日のラジオに、南アで数人が犠牲になった出血熱について、南アのウィルス試験センター関係者がコメンテーターとして参加していた。彼によれば、危険なウィルスの確定・対策にあたることができるセンターは、アフリカ全体では実は南アにしかないとこのことだ。

エイズやら出血熱やら、いろんな病気があるのに、なぜアフリカにはセンターがないの?お金がないからかしら、、、かわいそうなアフリカ、なんて思われるかもしれないが、実はアフリカにはお金がある国が多い。鉱物が豊富なアフリカには、スーパーリッチな政府がたくさんある。ただし、国民にその富が行き渡ることはほとんど無く、政府高官が異常にリッチな一方で、国民は病院へのアクセスが無い、道路が無い、学校が無い、仕事が無いといった貧困生活に苦しんでいることが多い。コンゴ共和国はその典型。現在も反乱軍が一部地域で戦争を起こしているが、コンゴの豊富な鉱物を巡って、国内での争いは耐えないのである。密林の多いコンゴには出血熱のみならずその他多くの病気が発生するが、政府は「出血熱どころじゃないよ、鉱物の方が大事だよ」というわけで、病院を建てるところではない。政府高官の富を蓄えるか、戦争に夢中なのである。今回の戦争でも、反乱軍リーダーは、中国が買い取る採掘権に対して意見があるらしいが、この採掘権が5000億US$(50兆円、かな?)らしいのだが、住民は十分な恩恵をうけるのだろうか、いやうけまいという感じがする。

先進国であれば、出血熱など発生したら国全体がパニックになってしまうだろう。しかしThis is Africa、、、「出血熱?それどころじゃないよ。他のことが大事だよ。」といって、出血熱はしばらくほうっておく状態なのだ。

と自分で書いていて、がっかりするやらこわいやら。夫はしばしばアフリカが好きでないというが、政府のこうした態度を見ると、希望を失うそうだ。だから、欧米へ流出するアフリカ人が多いんですね。ただただお金のために流出するのではない、自分の国がイヤなのでもない。アフリカ政府のもとでは、アフリカで努力しても限界が見えるからだ。

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2 Comments for this entry

  • Mami より:

    オバマさんが勝ちそうだから、しばらくアメリカに移住してもいいんじゃない?
    出血熱はないし...

    心配な妹より。

  • Ayumi より:

    オバマが勝ったよーーー。うれしいよーーー。

    でも、ウィルスは旅行者と一緒にどこにでも飛び火するからね、、、ふふふ。オバマの国にも行っちゃうかもよ。

    クレイジーなアフリカでちょっと疲れて逆切れぎみなお姉ちゃんだよ。

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