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ジンバブエ、コレラが流行

あんなに清潔で不衛生が元で発する病気の少なかったジンバブエで、コレラが流行している。現在までに300人以上がコレラで死亡、9千人が感染患者となっているとのこと。ジンバブエの水不足、水道水の消毒薬の不足、コレラ対策の薬が不足、また雨季に入ったのが原因だ。現在治療を求めて多くのジンバブエ住民が近隣の南アフリカやボツワナに流出している。南アフリカ国境では、緊急の治療センターが設けられたが、数人のジンバブエ患者が治療を待てずに死亡している。

ジンバブエの薬不足はたいへん深刻である。私がジンバブエ大学に留学していた2005年あたりでも、麻酔薬不足で麻酔無しの手術(さほど深刻ではない手術だと思うが、普通だったら麻酔が必要な手当てなのだろう、、、)が行われていたり、薬が無いからと言って病院から帰されたりというのは頻繁に起きていた。ジンバブエ人の知人で、現在南アフリカで医師のインターンを志望している人がいる。彼は南アフリカの医科大学を卒業し、南アフリカかジンバブエでインターンをする必要がある。南アフリカ政府は、南アフリカへのジンバブエ人資格者の流入が激しい現在、医師インターンの許可を与えるのを躊躇する傾向があり、知人も1年余りにも渡って許可申請を行っているが、いまだ南アフリカ国内でインターンをする許可を得ていない。ではジンバブエでインターンをすればよいのでは?と尋ねると、あまりにも薬が不足しているので医師としての経験が積めず、ジンバブエでインターンを終わった後に他国で働きたい場合に、新たに外国でインターンシップを経験する必要が出る可能性があるからジンバブエでのインターンを避けたいという。

状況が悪化する中、ZANU-PFとMDCの協議はまだ行き詰っている。協議が難航、というよりはZANU-PFがまったく譲らないため、MDCもお手上げ状態。MDCは協議を放棄しつつあるが、このMDCを、協議の仲介をしていたムベキ南ア元大統領がMDCはゆずらない!と非難。でも、MDCは選挙に勝ったんだよ、、、MDCはゆずらなくていいんだよ。「ZANUがゆずらなくてはいけないんだよ。」とZANUに言えないムベキ。以前にも書いたように、アフリカ各国の首相がZANUーPFを支持しているため、協議が進まないのも無理は無い。

写真:BBC

でも、国民がバタバタ死んでいるんだよ、、、ZANU-PFはジンバブエ国民のために自由解放戦争に参加し、勝利したのであるが、独立後に得た権力と財に目がくらんで、日々身近で死んでいく住民が見えないようだ。これは、多くのアフリカ諸国で同じ。独立後、与党政府は傲慢になり、国民を気にかけなくなってしまう。こんなアフリカでは、悲しいな。

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