『ディストリクト9 District 9』のタイトルは、南アフリカのケープタウンにあるディストリクト6、から来ているようだ。ディストリクト6は、アパルトヘイト白人政府が6万人もの住 民(黒人、インド人、混血など)を強制立ち退きさせ、白人専用居住地に指定した地区。市の中心部に近く、便利な場所にあったため、白人用に保有されたようだが、実際には地区の開発は行われなかったようだ。

左:For Humans Only(白人専用、でなく人間専用!)のポスター。中央: 映画のポスター。右:南アフリカ人俳優で主人公を演じるSharlto Copley。(各イメージをクリックすると掲載ウェブサイトへとびます。)

さて映画ディストリクト9はアメリカで大ヒット、南アフリカでも人気。近所の友だちが早速見に行ってきた。彼は南アフリカで長く過ごした20代のコンゴ人。映画はたいへん楽しめたとのことだが、加えて一言。「、、、エイリアンは家に帰れ、というセリフが、外国人襲撃事件を連想させた、、、」

外国人襲撃は、私のブログでも報告した2008年の事件。低所得者住宅地区にて、南アフリカ住民が他のアフリカ諸国からやってきた住民を襲撃したもの。襲撃をした南ア住民が繰り返し「外国人は母国へ帰るべきだ」とコメントした。映画ディストリクト9では、難民エイリアンに対し、南アフリカ住民がエイリアンは帰るべきだとコメントする場面がある。これを見た私の友人が、外国人襲撃事件を思い出したというわけ。映画製作者も、南アの外国人襲撃事件、アパルトヘイト政策、現在も顕著な南ア国内の貧富の差といった点を意識したのだろう。監督は29歳の南アフリカ人の新人監督 Neill Blomkamp、撮影は南アフリカのスラム(ソウェトの一部地区)で行われた、、、映画の中ではエイリアンたちはスラムに住んでいるらしい。映画ファンのみならず、南ア情勢に関心のある方には必見。

ともかく衝撃的ですごくおもしろいらしい。以下、詳しい情報リンク。

早く見に行きたい!鑑賞後にまたレポートしマース!

09年サマーシーズン最大の衝撃作「ディストリクト9」

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2 Comments for this entry

  • matsuhira より:

    お久しぶりです。おととい日本に帰ってきました。

    帰りの飛行機のなかでこの映画見ましたよ。南アフリカで隔離が行なわれているところが絶妙ですよね。しかも技術っていう資源を吸い取られているところとか、うまいです。

    またこんどハルカちゃんに会いに行きます。
    よろしくお願いします。

  • さくらだ より:

    お疲れ様ですー。
    南アフリカについて知っていると、すごく面白い映画だよね。社会状況のみならず、黒人、白人の南アフリカなまりの英語が面白かったよ、、、。
    ハルカもレンもすくすくでかくなってきているから、また見に来てね。

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