お知らせ
アフリカの大学に関して問い合わせをしてくださったTさん。何度かEメールにて返事を出しているのですが、こちらにバウンスバックしてしまいます。申し訳ありませんが、もう一度、別のEメールアドレスと共にお便りくださいね。
ジンバブエでは、コレラ死亡者が565人に増加。ジンバブエ政府もコレラ対策のための国際援助を求めている。さっさと公平な選挙をしておけば、雨季に入る数ヶ月前に投資や国際援助が入って、現在のコレラ流行も無かったかもしれないのに。国内状況が悪化すると、病気対策や事故対策がうまく行われず、国民が死亡するのである。
さて、12月1日は国際エイズデーでした。エイズ意識は、現在の日本ではどうなっているのだろうか?3年も日本に帰っていないから実感できないが、日本では、エイズ情報はかなり少ないし、偏見も激しいのではないのだろうか。ジンバブエでは、エイズ感染・死亡者が「目に見えて」多かった。栄養のある食事を十分にとれなかったり、抗エイズ薬へのアクセスが難しく、エイズ症状が表に出やすく、死亡者も多いジンバブエでは、エイズの現実に触れる機会が多い。だから、差別や偏見はあったとはいえ、住民は日常的にエイズに関する話題を話していた。「~が死んだよ、、、エイズだと思うよ。~な症状が出てたから。こわいねえ。」といった感じの会話だが、このような会話でも、住民に「気をつけよう」と思う心を起こさせるには十分だ。一方南アフリカでは、食事環境がジンバブエと比べると比較的よく、抗エイズ薬もジンバブエよりは簡単に取得できるため、ジンバブエで見たような「エイズでフラフラ」な人を日常的に見かけることはあまり無い。ただ、こうなると、人々は危機感を覚えないから、エイズ予防対策にも身が入らないし、日常的な会話に上ってこない。だから、南アフリカのエイズ感染者・死亡者はジンバブエ並みに高く、2006年のある調査では、調査対象(妊娠した女性)の30%近くの女性がエイズ感染者だった。日本でも、エイズを隠し気味にする傾向があると思うが、エイズは他の病気と同じで早期発見と早期対策が大事なので、「?!」と思ったら、エイズテストに出かけて、エイズであれば対策にあたるのがベストだ。最近では抗エイズ薬は取得しやすくなってきたし、栄養状態のよい日本(ほんとに、先進国は栄養状態がいい!と、アフリカにいると思うよ、、、)では、エイズでもちゃんと生活していけるのだから。
ただし、比較的エイズ意識の高いジンバブエでもそうなのだが、「結果がコワくてなかなかテストに行けない、、、」という現状が、エイズ感染者がエイズ対策にあたるのを遅らせていると思う。状況は南アでも同じで、自発的テストに出るのは勇気がいるものだから、多くの人たちが「症状が悪化してから」病院に出かけて、医師がテストをしてエイズだと分った、という結果になる。そして症状が悪化すると、どんな病気でもそうだが、治りにくいものである。
だから早めにテストにでかけよう!私は日本でもアフリカでも何度もテストを受けている。結婚前と結婚後、何回か出かけている。日本では保健所で無料テストとカウンセリングのサービスがある。アフリカでも、無料か安い値段でエイズテストをするセンターがたくさんある。結婚前、1人で彼氏のことを疑いながらテストにでかけるのは憂鬱だった。だが「テストを延期すればドキドキが延長するだけだ、、、」と思った私は憂鬱ながら出かけたものである。結婚後は、夫と一緒に、また夫を疑いながら(、、、分らないもん。24時間一緒にいる訳でないし。)テストに出かけたが、もし陽性だった場合は「夫をキル!」という怒り(?)と共にでかけるため、憂鬱というよりは怒りながら出かけている。今後も「あーっ、浮気しとるんじゃないの!」とケンカした後に険悪なムードで一緒にテストに出かける可能性あり(双方陰性だった場合、すぐに仲直りできる可能性もあり)。
色々な感情が募るエイズテストであるが、うーん、、、と思った場合にはすぐに出かけよう。テスト結果が陽性だったら!と思うとドキドキするかもしれないが、陽性ならばできるだけ早く対策をすれば、エイズ症状が出にくいからその後も比較的楽に生活できるのである。これは、ホントなんだよ。ジンバブエにいる時からの知人(私と同年代のジンバブエ女性)が、ジンバブエで短期間にげっそり痩せて、やっぱり彼女はエイズだったと分った。でも、彼女が南アフリカで暮らし始めて1年くらいで、プクプクと太って健康な容姿にもどったのである。薬と食事環境の改善が彼女のエイズ症状を変えたのだ。これからも彼女は日常生活の色んな点に気をつけながら生活しなければならないが、まだまだ大丈夫。健康だと返って無理したり度をはずしたりして、命を落とすことはある。エイズでも失望してしまうことは無い。まだまだポジティブな人生が待っているよ!