4月3日、南アフリカの白人至上主義の政党リーダー、ユージーン・テレブランシュ氏(Eugene Terre Blanche)が殺害された事件が、国内外のメディアで大きく取り上 げられている。テレブランシュはアパルトヘイト時代に成立されたAfrikaner Weerstandsbeweging党(AWB:アフリカーナー抵抗運動党)の党首で今年69歳。ノースウェスト州の自宅の農場 で、雇い人2人と賃金の支払いを巡って争いになり、雇い人にノブキリ(先にコブがついた杖)とナタで殺された。
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4月3日、南アフリカの白人至上主義の政党リーダー、ユージーン・テレブランシュ氏(Eugene Terre Blanche)が殺害された事件が、国内外のメディアで大きく取り上 げられている。テレブランシュはアパルトヘイト時代に成立されたAfrikaner Weerstandsbeweging党(AWB:アフリカーナー抵抗運動党)の党首で今年69歳。ノースウェスト州の自宅の農場 で、雇い人2人と賃金の支払いを巡って争いになり、雇い人にノブキリ(先にコブがついた杖)とナタで殺された。 右から第一夫人、ズマ氏、第二夫人(35歳)、第三夫人(36歳)。他にフィアンセも! 南ア大統領ズマ氏は一夫多妻婚をしていて、現在3人の奥さんがいるのだが、最近また別の女性との間に子供がいることが発覚し、国内外で取り沙汰された、、、日本でも少し記事になった(たとえばこの記事)。ズマ氏の一夫多妻はアフリカ各地で見られる一般的なもので、きちんと法制化されている。一夫多妻をするかしないかは本人の自由。最近は生活費用や養育費が高いからとか、キリスト教徒だからとかいう理由で、特に都市部では一夫一妻が多い。でも一夫一妻男性でも浮気して子供ができるケースとか、子供ができても結婚せずに、女性がシングルマザーになるケースはとても多い。日本を初め、一夫一妻の世界各国では、多くの男性が(、、、女性も)婚外交際して色んなドラマが展開している。一方一夫多妻では全ての奥さんの子供たちの養育はしっかり責任をもってするのが前提になるから、その点は良いのかもしれない、、、どっちもどっちだけどと思う今日この頃だ。 ズマ氏がこの度隠し子について公開したのは、南アの深刻な社会問題であるエイズ問題を意識したものとのこと。パートナーを隠すことは知らない間に相手にエイズを感染させる結果を引き起こしかねないからだ。んー、でも隠し子を持った時点でエイズ意識が低いのでは、、、以前からこの手の騒動が多いズマ氏にはエイズ関連団体から非難の声が高い。んー、来期は大統領では無くなっているかもね。それにしても、この隠し子で20人の子供がいることになったズマ氏。私だったらそんな大家族は大変すぎるワと思うけど、何度か多妻家族を訪ねた経験からすると、奥さんたちがおおらかで(互いに嫉妬して険悪になるケースもあるが、それは旦那さんと第一夫人の力量次第)、沢山兄弟姉妹がいて、楽しそうと言えば楽しそうかな、とも思ったりする。では自分が多妻婚で結婚できるか?というと、やっぱり一夫一妻がいいけど、子供が2人できると夫の心配より子供!って感じで、夫が浮気などしても、サイテーなヤツ!とは思うかもしれないが、あんまり感情的にならないんでは、などとも思う今日この頃だ。 とにもかくにも、私が気になったのはズマ氏の奥さんたち。太ってピチピチに丸いのが写真からもお分かりになるでしょう?アフリカにはすごく大きな女性たちが沢山いるが、南アフリカの一部黒人女性はただ太いのではなく、ちょっと背が低めでまん丸になる傾向があって、これがカワイラシイ!と私は思う。特に顔立ちがまん丸で、年のわりにとても若く見える。写真の一番左端の女性が最近正妻となった女性で、36歳。丸いせいか、30代に入ったばかりにしかみえない!私(33歳)より若いのかな?と思っていたのに、、、。以前にいたジンバブエだと黒人女性は日本人と比べて老けて見えたが、南アのまん丸女性の場合はその反対なのだ。私はやせ気味で、肉が落ちると老けて見えてしまうから、この真ん丸さはややうらやましい、、、世界中で痩せた女性が流行していて、ダイエットをしないと罪悪感を感じるくらいだが、アフリカではどどんと丸っこい女性たちが堂々としている。物の豊かな南アフリカまでくると、丸っこいアフリカ女性たちも気にしてダイエットをしたりエクササイズをしたりしているけれど。こんな環境にいると、日本にいたときほど体重が気にならなくなってしまった私である。うーん、日本はストレス社会というけれど、ダイエットも余分なストレスだよねえと思う。 皆さん、アフリカに来て、丸い女性たちに囲まれてダイエットを忘れましょう!(日本ほど食べ物が豊かに無いので、自然なダイエットにもつながる可能性もあります♪) 先日9日に、新しい南アフリカ大統領の就任式が行われました。この度選出されたのは与党ANC党首のズマ氏。就任式はツワネ/プレトリア市のユニオンビルディングで開催。私と夫とレンは就任式が行われている時にはユニオンビルディングの隣の住宅地にいて、冬の始まりの冷たい小雨が降る中、なんだか憂鬱な気持ちになっていたのだけれど、就任式の大きな音楽が聞こえてきて、ちょっと気持ちが浮き立ったヨ。
南アフリカ大統領に就任したズマ氏(右)。写真:IOL(2008年5月9日) 汚職、賄賂、レイプと様々な容疑がかかっていたズマ大統領。ANCのパワーでえいやっと容疑を晴らした感じもあるのだが、何はともあれ大統領、がんばって南ア経済と社会を盛り立ててくださいネ。失業率の高い南アの住民に仕事を、家の無い住民に家を、国立病院、教育制度の改善を、、、と住民の要求はとどまることを知らない(、、、私も要求してマス!国民で無いけどね)。 大統領就任後、すぐに大臣の任命が行われて、経済改革省をはじめとする新しい省庁が創立されたのを興味深くインターネット新聞でチェックしていたら、この度防衛庁大臣となったシスル女史の任命式における写真があって、シスル女史のドレスにちょっとびっくりしちゃったよ。きれいな黄色(黄緑?)の艶やかなドレス。任命式にしては派手というかワーオって感じ?!
防衛庁大臣に任命されたシスル女史 写真:IOL (2009年5月12日) 先週行われた南アフリカ総選挙の結果は、大方の予想通り、1994年の民主化以来与党の座にあるANC(African National Congress アフリカ民族会議)が勝利。大統領は与党党首のジェイコブ・ズマ氏となる模様。ちなみに左のビデオでウムシニ・ワムを歌っているのがズマ氏。色々議論を呼んでいる氏なのだが(、、、また報告しましょう)、集会で歌を歌ったりダンスをしたり、明るく住民と交わることで有名。 さて南アのムベキは今タイヘンな事になっている。ムベキは以前に同じANC党内のズマを副大統領の座から追放した。ズマに汚職容疑があったためだが、数日前ズマの容疑が晴れた(ズマの汚職事件追求は「政治的なもくろみだから」という理由でズマはさらなる追求を免れることになったのだが、そんな理由でヨイのだろうか、ヨクあるまいというわけで、国内で議論をよんでいる)。そこで、ANC党内のズマ派がムベキに大統領の座から引退するように要求しているのである。ちなみに、ズマはANCの党首であり、次期大統領候補(ほぼ確実に大統領)。ズマ派は来年の選挙を待たずに、ムベキを追放してしまいたいようだ。ムベキよ、ジンバブエ仲介に力を注いだのは、ジンバブエに逃げるため?なんて思ってしまうタイミングだ。 と、ここまで9月21日に書いておいたのだが、実は21日にムベキ大統領はANCより辞任をせまられ、辞任。あらあらと言う間に、23日にはムベキ派大臣たちが続々辞任。辞任した大臣には、南アフリカ民主化以後国内経済を盛りたてるのに寄与した大蔵大臣マヌエルが含まれていて、この点、現在も南ア経済を大きく支配する南ア白人には大問題。私がいつも聞いているクラシックFMは、南ア白人の中~高所得者向けのようで、DJやゲストのほとんどが白人(クラシックは、黒人住民の間でも人気で、有名な黒人オペラ歌手もたくさん出ているのだが)。マヌエル辞任のニュースは23日ずっと大きな話題で、あるDJ(白人)は「さて、マヌエルが辞任!あなたはどうする?オーストラリアへ移住する準備をする?」などと半分冗談、半分本気なようすでコメントしていた。ここのところ、南アフリカ政府に対する不信が(特に)白人住民の間で高まり、オーストラリアやニュージーランドへ移住する白人住民が増加している。アパルトヘイト時代には白人ビジネスは政府に保護されていたから、その保護が無くなり、黒人ビジネスの擁護が盛んになった民主化以後、南アフリカ政治に見切りをつける白人住民が多いのだ。マヌエルは白人で、ある程度は白人経済を擁護していたきらいがある(白人経済を保護しないと国家経済が崩壊してしまう可能性がある、、、ジンバブエのケースのように)。しかしとってかわったズマ政権は、白人・黒人融和のムベキと比べると、黒人優先主義の色が濃厚(いちおう、公式にはムベキと同じく現在の経済システムを保護するとしているが)。今後の南ア経済については、ズマ率いるANCがどう動くかでかなり変化する可能性もある。 それにしても、ムベキの辞任はあっさりしていた。ジンバブエだったら、暴力と経済不況と、、、と国中が大騒ぎになるような動きだけれど。実は、2期つとめたムベキ大統領は憲法を改正して、大統領に再出馬するつもりだった(現在のところ、大統領は2期まで。ムガベもこのように憲法を変え、延々と大統領の座についていた)。再出馬がANC内でストップされたところは、民主的といえば民主的かも。でも、ズマの汚職容疑に対する訴訟が取り消された点はどうなのか。私が夫に、「ズマは汚職した可能性が高いんだよね。それで訴訟もされないってどういうこと?」と尋ねると、ズマを副大統領の座から追放したムベキも何らかの汚職ははたらいているんだから、訴訟するならANC高官のほどんどが訴訟されるべきだという。つまりANC自体がダメってことなのだが、南アでは、数々の政党が合体してできたこのANC、ジンバブエのZANU-PFかそれ以上に権威が強くて、別の政党が与党になれば?なんて事態は、今のところはありえない。汚職していようが、何があろうが、ANCでなければダメなのである。だから、ズマにどんな背景があったとしても、次期大統領と決まっているというちょっとハテナな状況で、国内でも数々の批判が出ている。なにはともあれ南アフリカはアフリカ大陸におけるビジネス拠点だから、外国にとって重要なポジション。今後のズマ政権に、世界が注目している。 ちなみに、マヌエルは大蔵大臣として再指名された。ラジオでも、「これで、南ア経済に対する信用が少し保たれた」としきりに騒いでいた。マヌエルがんばれ!低所得者対策をもっとがんばってー。民主化後、所得差が拡大してきている南アフリカだ。 |
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